大阪府立大学、デルのワークステーション128台導入

　同大学は、大学院理学系研究科の並列計算研究用クラスタシステムとして導入する。128台のうち64台は、エヌビディア社のGPUコンピューティングプロセッサ「NVIDIA Tesla C1060」が搭載され、並列計算用HPCシステム向けGPUコンピューティング・ソリューションとして導入されるという。NVIDIA Tesla C1060とDell Precision T5500の組み合わせにより、従来のサーバシステムやクラスタ設定機器などと比較し、処理能力の向上、初期導入コストや消費電力の削減が可能となる。

　昨今、ハードウェアの高性能化、CPUのマルチコア化によりHPC（High Performance Computing）はコストを抑えながら容易に導入できる環境が整ってきている。デルはHPCのシンプル化を提唱し、業界標準の最新テクノロジーをベースに、大小さまざまな規模の顧客ニーズに対応するとしている。