- 2010/07/02 掲載
NTTデータ、オープンソース分散処理基盤「Hadoop」をクラウド構築サービスとして提供
Hadoopとは、グーグルの検索エンジンなどにも用いられる分散ファイルシステム「Google File System(GFS)」やバッチ処理システム「MapReduce」などに近い機能を持つオープンソースの分散処理基盤ソフトウエア。
大規模データを多数のサーバーに分散して蓄積し、大量・複雑な計算を並列処理させることで、データを高速に処理することができる。今後の利用拡大が期待される行動情報、センサー情報やライフログなどの大量データを利用したビジネスなど、新領域での活用でも注目されている。
本ソリューションでは、Hadoopが持つ分散ファイルシステムHDFS(Hadoop Distributed File System)や分散処理フレームワークHadoop MapReduceに加え、連携して動作するHBase、Hive、Pig、Mahout、Avro、Sqoopなどの周辺プロダクトにも対応。また、Hadoopを動作させるために必要なLinuxやJDK(Java Development Kit)などのミドルウエアも含めたソフトウエアサポートサービスも提供する。
また、大規模データを保有する顧客に対して、コンサルティング、システム構築、運用まで幅広く提供していくという。

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