- 2010/07/13 掲載
サイレックスとワコム、コンピュータ本体と液晶ペンタブレットをワイヤレスで操作できるソリューションを開発
液晶ペンタブレットは通常、コンピューターとケーブルで接続されるが、利用する環境によっては設置場所に制限があったり、セキュリティ上または衛生上の理由でコンピューターと液晶ペンタブレットを離れた場所に設置したいというニーズがあった。
これに対して両社は、サイレックスの映像ワイヤレスシステム端末「Network Display Adaptor」(NetDA)を介してワコムの液晶ペンタブレットとコンピューターをワイヤレスLANで接続した状態で、筆圧や色のバリエーションなど、手書きの描画や文字入力を実運用レベルで行えるようにしたという。通信規格にはIEEE 802.11nを使用する。
またNetDAは、複数台の液晶ペンタブレットをコンピューターと接続しても、ビデオ信号とUSB信号を同時に送信することが可能だ。これにより、ワコムの液晶ペンタブレットすべての製品は、ワイヤレスLAN環境で手書き入力/ポインティング操作、そして複数台の同時表示が可能となり、コンピューターとの間で双方向の信号やり取りが可能なワイヤレスインタラクティブソリューションとして幅広い分野で活用できると見込まれる。
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