- 2026/06/15 掲載
トランプ大統領がイランとの戦闘終結の合意成立を発表、ホルムズ海峡は全面開放へ
ホルムズ海峡の開放と米海軍による封鎖の即時解除を承認
さらに、イランが保有する高濃縮ウランについては、イラン国内または米国において希釈し、破壊する方針を明確にした 。 米国とイランの停戦協議を仲介したパキスタンのシャリフ首相は、両国がレバノンを含むすべての戦線において軍事作戦の即時かつ恒久的な停止を宣言したと明らかにした 。シャリフ首相の発表によると、和平合意に向けた最終調整が行われており、正式な合意文書への調印式は19日にスイスのジュネーブで開催される予定である。
調印式の実施後、ホルムズ海峡は直ちに完全再開される手順となっている 。 イラン側も今回の交渉に関する進展を公式に認めている。イランの外務次官はタスニム通信を通じ、両国間で覚書を最終決定し、直前まで続いた交渉を経て合意に至った事実を発表した 。正式な署名が行われた後に合意文書の全文を公開する方針を示しており、今後は60日間にわたって米国による対イラン経済制裁の解除措置や核問題に関する具体的な協議を進める段階に移行する。
一方で、イラン外務省のバカエイ報道官は、署名日程についてまだ確定していないと述べている 。また、ホルムズ海峡の管理方法をはじめとする中核的な争点が依然として残っているとの立場を示す関係者の存在も報じられており、両国間には合意の完全履行に向けた細部の調整課題が存在する 。 トランプ大統領による電撃的な合意成立とホルムズ海峡封鎖解除の発表は、世界の金融および商品市場に即座に波及した。
世界の原油と天然ガスの海上輸送量の約20パーセントが通過する同海峡の通航障害への懸念が払拭されたことで、国際原油市場では原油指標価格が急落した 。ブレント原油先物は3パーセント以上下落して1バレル84ドルから88ドル近辺に、WTI原油先物も4パーセントから5パーセント急落し80ドルから86ドル近辺まで値を下げた 。エネルギー価格の大幅な下落によるインフレ圧力の緩和と、金融政策への影響から、株式市場への資金流入が加速した 。アジア太平洋市場では日経平均株価が取引時間中に急伸して6万9000円の大台を突破したほか、オーストラリア証券取引所(ASX)や米国の株価指数先物も軒並み大幅な上昇を記録した 。
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