新型ATMの主な特徴は、取引時間の短縮化、安心・安全に取引ができる機能の拡充、環境への配慮、現金オペレーションの強化等が挙げられる。

　安心・安全機能の拡充は、周囲から画面操作を見えづらくし、プライバシー性を向上。また、取り忘れ防止センサーや第2スピーカー等を搭載し、現金等の取り忘れ防止機能を強化する。環境面への配慮は、取引時間以外は省エネモードで運用、画面のバックライトをLED化することで、消費電力を約半分に抑制した。あわせて寿命が長い部品、リサイクル可能な素材を使用し資源を有効に活用している。

　新型ATMの導入、入替スケジュールは、本年11月より西東京地区で約50台のテスト設置を開始。平成22年3月に東京都を中心に約300台を順次導入。22年度に、東京、山梨、静岡に約3,000台導入し、27年度上期に全台の入替を目指す。