富士フイルム、韓国・インドネシアに現地法人設立　アジア地域でのデジタルカメラ事業拡大へ

　富士フイルムは、アジア地域でデジタルカメラ事業拡大を加速させるため、韓国とインドネシアに新たに現地法人を設立し、営業をスタートさせることを発表した。

　同社では、製品の拡販が見込まれる地域に直販体制を構築してデジタルカメラ販売を強化しており、。2010年10月にはドバイに、2011年10月にはウクライナに現地法人を設立している。今回、人口も多く経済規模の拡大にともないデジタルカメラの高い潜在需要が見込まれている韓国及び インドネシアにデジタルカメラ販売のための現地法人を設立する。各国の市場に密着したマーケティング機能の強化、販売ルートの拡大、広告宣伝、顧客ニーズと市場変化への対応体制整備を行い、デジタルカメラ事業の拡大を目指す。

　なお、従来デジタルカメラを販売していた各国の販売代理店は、引き続き写真フィルム・インスタントカメラ・プリントサービスなどのイメージング事業の販売を継続すると発表されている。