- 2012/03/21 掲載
TISがWebコラボレーションウェア「ArielAirOne Enterprise」導入、合併に伴うシステム統合で8000人以上複数社での共同利用
「ArielAirOne Enterprise」は、標準アプリケーションであるグループウェアや企業情報ポータルが提供されるほか、事業やビジネスモデルに応じた企業独自のビジネスアプリケーション開発が可能なWeb型コラボレーションウェア。拡張性・柔軟性の高い情報共有環境の構築や、大規模な組織内で扱われる情報のシームレスなデータ連携、セキュアな集中的管理などを実現する。
TISは2011年4月の3社合併を機に、それまで別々に利用していた情報共有システム(グループウェア)から統一的な情報共有システムを早期に導入することを検討していた。3社合併に伴うシステム統合では、各社の業務システムの多くがLotus Notes/Domino(以下、Notes)上に構築されており、この業務システムとデータの移行が容易な点から「ArielAirOne Enterprise」を採用したという。そのほか、TISを含むITホールディングスグループの事業会社数社の拠点集約に合わせ、新しい拠点のグループ共有会議室や受付予約などの情報共有を複数社で行える統一システムが必要となっていたことから、マルチテナント型利用(複数会社での共用利用)が可能な点を評価。JAVAをベースに作られているオープンな開発プラットフォームのため開発・維持運用が容易な点なども評価されている。
2011年12月から利用を開始しているTIS全社員と新拠点に入居したグループ会社を含め、2012年2月時点で8000人以上のユーザーが「ArielAirOne Enterprise」を利用している。また、3月からスマートフォンでの利用にも対応した。今後は、Notes上に構築・利用していた業務システムやデータを順次「ArielAirOne Enterprise」へ移行していくと同時に、新規アプリケーションの構築を進めていく方針だ。
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