• 2012/05/17 掲載

日本IBM、企業のスマートデバイス活用を包括的に支援するソフトウェアを発表

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日本IBMは17日、企業におけるモバイル端末の活用を支援するソフトウェア「IBM Mobile Foundation V5.0」、および「IBM Worklight V5.0」を発表した。
 日本IBMは、企業におけるメディアタブレットやスマートフォンといったモバイル端末の活用を支援するため、(1)モバイル対応アプリケーションの開発・実行環境、(2)クラウドや基幹システムとのデータ連携、(3)アプリケーションやモバイル端末のセキュリティーと管理、以上の3つの機能を統合したソフトウェア製品「IBM Mobile Foundation V5.0(以下、Mobile Foundation)」、および、(1)の機能を個別に提供するソフトウェア「IBM Worklight V5.0(以下 Worklight)」を発表した。

 Mobile Foundationの3つの主要な機能について、具体的には以下の通り。

(1)モバイル対応アプリケーションの開発・実行環境
Eclipseを基盤とした開発環境を提供し、開発者はJavaScriptやHTML5などのオープンな開発言語によってプログラミングが可能。一つのプログラム・コードから、OSや画面のサイズが異なる複数種類のモバイル端末向けのアプリケーションが生成されるため、複数種類のモバイル端末を活用する際も効率的なアプリケーション開発が可能だ。対応するモバイル端末向けOSは、iOS、Android OS、BlackberryおよびWindows Phone。

(2)クラウドや基幹システムとのデータ連携
モバイル端末活用にあたり新規に構築したモバイル・アプリケーションを既存の基幹業務アプリケーションやクラウドサービスに連携するためのソフトウェアを提供。アプリケーション連携においては、一般的に数か月かけて連携プログラムを開発するが、新製品により、数日で連携できるようになる。また、基幹システム側の更新を、プッシュ通知機能を利用してモバイル端末に通知できる。

(3)アプリケーションやモバイル端末のセキュリティーと管理
モバイル端末の位置情報や導入アプリケーションの種類などを一元的に把握し、端末の紛失・盗難時に画面ロックやデータ消去などを遠隔地の管理サーバから実行できる。また、モバイル端末内に保管されるデータを暗号化したり、アプリケーションの改ざんも防止することにより、セキュリティーを確保する。

 Mobile Foundationの使用料金は12,814,500円(税抜)から、Worklightは 4,955,900円(税別) で、17日より日本IBMおよび日本IBMのビジネスパートナーから販売し、6月16日からダウンロードにより提供を開始する。

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