Gfkによれば、B2B市場におけるパソコンの販売は年初来活況を呈しているという。6月はパソコン全体で数量前年比25%増と高い伸びを見せ、2013年上半期(1-6月)では同13%増を記録した。市場を押し上げているのは2014年4月に迫ったWindows XP(以下XP)のサポート期間終了により拍車のかかるリプレース需要だ。サポート期限後もXPを使い続けることはセキュリティー面でのリスクを高めることになるため、同需要を喚起しているという。
また、GfKが実施したIT担当者向け調査によれば、企業におけるXP搭載パソコンの割合は2013年6月時点でも平均で4割を超えていることが明らかになった。特に中小企業ではその割合が高かった。