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カシオ計算機は、中東における事業拡大を図るため、2013年3月に同地域初となる販売会社「カシオミドルイースト(Casio Middle East FZE)」をドバイに設立し、10月から営業・マーケティング活動を開始することを発表した。
同社では、1970年代半ばより販売代理店を通じて中東各国へ製品を供給、1994年にはドバイ事務所を設けて、取引先との窓口として営業機能を果たしてきた。近年、湾岸協力会議(GCC)加盟6ヶ国(アラブ首長国連邦・バーレーン・クウェート・オマーン・カタール・サウジアラビア)を中心とした中東地域は、良好な経済成長や若年層の人口増加などを背景にした市場の活性化が見込まれていることから、同社では戦略的に事業拡大を目指す成長市場と位置づけている。
カシオミドルイーストは、アラブ首長国連邦をはじめとした湾岸6ヶ国を管轄する現地法人として、大型港湾に隣接する経済特区ジュベル・アリ・フリーゾーンに設立。2013年10月から、各国の販売代理店と協力しながら、地域に密着した営業・マーケティング活動を目指し、製品の浸透と事業の拡大を図る。
将来的には、中東における管轄地域の拡大、アフリカ各国へのハブ拠点としての営業機能強化も検討する方針だ。
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