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- 2014/02/03 掲載
関西流ベタベタIT商法の挑戦105~大阪発の発明が医療現場のスタンダードになる
合同会社 関西商魂 代表 中森勇人
中森勇人(なかもりゆうと)
経済ジャーナリスト・作家/ 三重県知事関東地区サポーター。1964年神戸生まれ。大手金属メーカーに勤務の傍らジャーナリストとして出版執筆を行う。独立後は関西商法の研究を重ね、新聞雑誌、TVなどで独自の意見を発信する。
著書に『SEとして生き抜くワザ』(日本能率協会)、『関西商魂』(SBクリエイティブ)、『選客商売』(TWJ)、心が折れそうなビジネスマンが読む本 (ソフトバンク新書)などがある。
TKC「戦略経営者」、日刊ゲンダイ(ビジネス面)、東京スポーツ(サラリーマン特集)などレギュラー連載多数。儲かるビジネスをテーマに全国で講演活動を展開中。近著は「アイデアは∞関西商法に学ぶ商売繁盛のヒント(TKC出版)。
公式サイト http://www002.upp.so-net.ne.jp/u_nakamori/
ニガイ薬をおいしく飲む
《水もスプーンも要りません。いつでも、どこでも、どなたでも、お薬がラクに飲めます》のキャッチフレーズ通り、GTパックを使えば、これまで苦痛を伴っていた服薬が簡単にできるというのが売り。商品名の由来は「グット・テイスト&ゲル・トゥゲザー」。大阪弁に意訳すると、「ニガイ薬もうまいゼリーと一緒に飲んだらエエねん」と言ったところだろうか。「たかが薬を飲むくらい」と突っ込まれそうだが、高齢化が進む日本では、いま服薬が大問題になっている。盛本社長は「介護や医療の現場では錠剤が飲めない高齢者のために粉ふんさい砕しておこなっています。労力や時間がかかるうえ、成分が落ちてしまい、薬剤師の薬害も否めません。ましてや飲みにくいことを理由にせっかく処方された薬が破棄されてしまうこともあります。統計によると捨てられる薬の量は4~5割に相当し、年間500億円にものぼります」と話す。
1982年に大手製薬会社に入社して以来、一貫して医療に携わってきた盛本社長にとって、これは由々しき問題であり、十数年の歳月をかけて取り組んできたライフワークでもある。
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