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  • 2016/03/02

フィードバックは「あなたvsわたし」ではなく、「私たちvs問題」という形にする

強いチームのつくり方(後編)

業務で行われるソフトウェア開発プロジェクトのほとんどすべては、何らかのチームによって行われています。そしてそのプロジェクトが成功するか失敗するかを左右する大きな要因が、技術力よりも人間系にあることはよく指摘されることです。では、その人間系に注目して強いチームを作るにはどうすればよいのか、そのヒントを多数紹介したセッション「強いチームのつくり方」が、2月19日に行われたイベントDeveloper Summit 2016(通称デブサミ)で行われました。この記事では、そのセッションの内容を前編、中編、後編の3本の記事で紹介します。いまお読みの記事は後編です。

Publickey 新野淳一

Publickey 新野淳一

ITジャーナリスト/Publickeyブロガー。大学でUNIXを学び、株式会社アスキーに入社。データベースのテクニカルサポート、月刊アスキーNT編集部 副編集長などを経て1998年退社、フリーランスライターに。2000年、株式会社アットマーク・アイティ設立に参画、オンラインメディア部門の役員として2007年にIPOを実現、2008年に退社。再びフリーランスとして独立し、2009年にブログメディアPublickeyを開始。現在に至る。

前編、中編はこちら

メンバーの採用

 メンバーを採用するときには、一緒に働くことになる人が採用の判断をするほうがいいです。ただ、本質的にはたった数回のインタビューではお互いのことはわからないので、外資系では5回とか10回インタビューすることもあります。

 採用する人に対する期待値、仕事の内容を明確にしたほうがいいですね。

 文化の適合性も大事です。チームが壊れない人を採用しないといけないので、カラーに合う、文化に合う人を採用する。

 人が足りないときにすぐ採用したくなりますが、我慢してチームの平均以上の人を採用し続けると、ゆるやかにチームの能力が上がっていく、ということもあります。

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 そして良い人を落とすよりも悪い人を入れてしまう方がチームのダメージが大きいので、よい人を落としたらあきらめると。

 退職について。

 自分のチームから誰かが辞めるときには、理由をできるだけ生々しく聞いた方がいい。それが改善できることなら、同じ理由で辞める人を次からは防げます。

 ちなみに、「アメリカ海軍に学ぶ『最強チーム』の作り方」によると、自分たちがやりたいやり方でやらせてもらえない、尊重されていないと感じるのが、辞めてしまう理由の多くで、給与は5番目なんですね。

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組織の構造はアーキテクチャに影響を与える

 なんでテクノロジーのイベントで組織の話をしているのかというと、組織構造はアーキテクチャに影響を与えるからです。

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 昨今はマイクロサービスが注目されていますが、マイクロサービスを実現するには組織構造がマイクロサービスに適合していないとできないんです。

 自分のチームで開発してデプロイして運用して、というのができないと、分業が増えてオーバーヘッドが増えるだけです。

 新しい技術や考え方を使うときには、自分のチームに合うかどうかを考えないといけないですと。

【次ページ】 チームのコミュニケーションの話

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