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  • 2017/02/21

グーグル新発表の「Google Cloud Spanner」はミッションクリティカルな業務に使える?

Googleは、クラウド上で高度なスケーラビリティを実現する、ミッションクリティカルな業務に対応したリレーショナルデータベースサービス「Google Cloud Spanner」を発表しました。

Publickey 新野淳一

Publickey 新野淳一

ITジャーナリスト/Publickeyブロガー。大学でUNIXを学び、株式会社アスキーに入社。データベースのテクニカルサポート、月刊アスキーNT編集部 副編集長などを経て1998年退社、フリーランスライターに。2000年、株式会社アットマーク・アイティ設立に参画、オンラインメディア部門の役員として2007年にIPOを実現、2008年に退社。再びフリーランスとして独立し、2009年にブログメディアPublickeyを開始。現在に至る。

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高い可用性と分散処理性能を実現したという「Google Cloud Spanner」とは?
(©vege - Fotolia)

 Google Cloud Spannerは、地球規模の大規模分散処理データベースとして、NoSQL並の非常に高いスケーラビリティと高い可用性、そして高速な処理を実現しつつ、SQLに対応。強い一貫性を持つトランザクション処理も実現。企業のミッションクリティカルな業務にも使えると説明されています。

地球規模に分散したリレーショナルデータベース

 一般に、ミッションクリティカルな業務に対応したリレーショナルデータベースでは、高い可用性と性能を実現するために複数のサーバでクラスタを構成することで、処理の冗長性による高可用性と分散処理による高性能を実現しています。

 例えばミッションクリティカル向けの代表的なリレーショナルデータベースであるオラクルの「Oracle RAC」は、基本的に高速なイーサネットやファイバーチャネルで接続された複数台のサーバ群を基盤に稼働します。これにより、万が一いずれかのサーバが失われたとしてもシステム全体としては稼働し続ける能力を備えています。

 クラウド上でミッションクリティカルな業務向けに最適化されたAmazon Auroraでは分散の規模がより拡大し、「アベイラビリティゾーン」と呼ばれる物理的なデータセンター3つにまたがって稼働するようになっています。

 これにより、万が一あるデータセンターが失われたとしても、システム全体としては稼働し続けるように設計され、より大きな規模の障害に耐えるようになりました。

 そして今回発表されたGoogle Cloud Spannerは、地球規模で分散されたデータセンターにまたがって稼働するリレーショナルデータベースです。そのため万が一どこかの地域のデータセンター群が失われたとしても、全体としては稼働し続けられる高い可用性と高い分散処理性能を実現しています。

Spannerはグローバルなプライベートネットワークで運用

 このようにデータベースの可用性と性能はより大規模に分散させるほど向上しますが、逆に大規模に分散させるほど、一貫性を保証したトランザクション処理は困難になります。

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