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- 2018/01/19 掲載
PowerShell Core 6.0をマイクロソフトが公開する狙いとは?
LinuxやmacOSにも対応
ITジャーナリスト/Publickeyブロガー。大学でUNIXを学び、株式会社アスキーに入社。データベースのテクニカルサポート、月刊アスキーNT編集部 副編集長などを経て1998年退社、フリーランスライターに。2000年、株式会社アットマーク・アイティ設立に参画、オンラインメディア部門の役員として2007年にIPOを実現、2008年に退社。再びフリーランスとして独立し、2009年にブログメディアPublickeyを開始。現在に至る。
しかしコマンドプロンプトは貧弱な機能しか備えていないため、マイクロソフトは2006年に、より強力なシェルである「Windows PowerShell」(以下、PowerShell)をリリースしました。
PowerShellは命令の別名を設定するエイリアス機能やコマンドラインでの入力補完、高度なスクリプティング機能などを備えています。PowerShellはWindowsだけでなくWindows Serverにも対応し、Microsoft Azure用のAzure PowerShellも用意されるようになりました。

マイクロソフトとしては、プログラマが好んで使うコマンドラインツールとしての機能を、このPowerShellに集約しようとしているのです。
マイクロソフトがPowerShellをオープンソースに
2016年8月、マイクロソフトはこのPwerShellのソースコードをGitHubで公開し、オープンソースとしました。と同時に、それまで.NET Frameworkをベースとして開発されてきたPowerShellを、.NET Frameworkのオープンソース版でありLinuxやmacOSにも対応するクロスプラットフォーム版でもある.NET Coreをベースにしたものへと作り直しました。
そしてPowerShellそのものも、WindowsだけでなくLinux、macOSのクロスプラットフォーム対応させることを目指して開発を進めるとしたのです。
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