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  • 2019/03/15

Kubernetesの基本から運用まで網羅したオライリーの解説本、PDF版が“無料”配布中

Amazon.co.jpでは9608円

O'Reillyが3月21日に発売予定の書籍「Cloud Native DevOps With Kubernetes」のPDF版が、NGINXによって無料で配布されています。

新野淳一(本記事は「Publickey」より転載)

新野淳一(本記事は「Publickey」より転載)

ITジャーナリスト/Publickeyブロガー。大学でUNIXを学び、株式会社アスキーに入社。データベースのテクニカルサポート、月刊アスキーNT編集部 副編集長などを経て1998年退社、フリーランスライターに。2000年、株式会社アットマーク・アイティ設立に参画、オンラインメディア部門の役員として2007年にIPOを実現、2008年に退社。再びフリーランスとして独立し、2009年にブログメディアPublickeyを開始。現在に至る。


 取得するにはNGINXの特設ページへ行き、氏名や連絡先を入力する必要があります。

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 本書はまだ発売されておらず、Amazon.comやAmazon.co.jpで書籍の予約が始まったところです。Amazon.comではペーパーバック版が約61ドル、Amazon.co.jpでは9608円の値段が設定されています(2019年3月14日時点)。

 そんな書籍をNGINXが無料で配布しているのですから、書籍の抜粋だったり宣伝色の強いホワイトペーパー的なものなのではないかと怪しむ気持ちをもちつつ実際にNGINXのページからPDFを取得してみました。

 ざっと見たところ、書籍のダイジェスト版や一部のみ収録といったものではなく、300ページ以上ある書籍の全文が収録されているようでした(ただし冒頭にNGINXの広告が1ページとNGINXによる前文が追加されています)。

 内容もNGINXの宣伝というわけではなく、もちろん一般的なWebサーバの例などとしてNGINXの名前は本文中に出てきますが、とりわけ強調されているわけではありません。著者の2人、Justin Domingus氏とJohn Arundel氏のプロフィールを見ても、NGINXの社員や関係者というわけでもないようです。

 つまり本書は一般的なKubernetesの解説書として執筆され、出版される予定のO'Reillyの書籍がそのまま配布されているようです。

 NGINXはこれまで、あまり自社製品の宣伝文句の中でマイクロサービスやKubernetesを関連付けてきませんでした。その疑問を同社のCEOであるGus Robertson氏とCTOであるIgor Sysoev氏が2月に来日したときにぶつけてみたところ、現在サービスメッシュ関連の新戦略を準備中で、これから明らかにしていくので楽しみにしていてほしいと、Publickeyに答えてくれています

 本書のPDF版を無料配布する背景には、同社がこれから本格的に自社製品をKubernetesやマイクロサービス、DevOpsといった文脈と積極的に結びつけていこうとする戦略があるのでしょう。

【次ページ】本書の目次をまるっと紹介、Kubernetesの基本から運用ノウハウまで詰まった一冊

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