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  • 2020/01/15 掲載

2020年サポート終了するマイクロソフト製品/サービスまとめ

連載:山市良のマイクロソフトEYE

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2020年1月14日に、Windows 7をはじめとするマイクロソフトの主要製品の旧バージョンの多くがサポート終了を迎えました。時差の関係で日本では、1月15日に配布された更新プログラムが最後のセキュリティ更新になります。そこで本記事では、この2020年内にサポートが終了する主な製品をまとめました。使用中の製品やサービスのサポート終了が迫っていないかどうか確認しておきましょう。

フリーライター 山市 良

フリーライター 山市 良

IT 専門誌、Web 媒体を中心に執筆活動を行っているテクニカルライター。システムインテグレーター、IT 専門誌の編集者、地方の中堅企業のシステム管理者を経て、2008年にフリーランスに。雑誌やWebメディアに多数の記事を寄稿するほか、ITベンダー数社の技術文書 (ホワイトペーパー) の制作やユーザー事例取材なども行う。2008年10月よりMicrosoft MVP - Cloud and Datacenter Management(旧カテゴリ:Hyper-V)を毎年受賞。岩手県花巻市在住。
主な著書・訳書
『インサイドWindows 第7版 上』(訳書、日経BP社、2018年)
『Windows Sysinternals徹底解説 改定新版』(訳書、日経BP社、2017年)
『Windows Server 2016テクノロジ入門 完全版』(日経BP社、2016年)
『Windows Server 2012 R2テクノロジ入門』(日経BP社、2014年)
『Windows Server 2012テクノロジ入門』(日経BP社、2012年)
『Windows Server仮想化テクノロジ入門』(日経BP社、2011年)
『Windows Server 2008 R2テクノロジ入門』(日経BP社、2009年)
など

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2020年サポートが終了する製品/サービスを再確認
(Photo/Getty Images)

固定ポリシーとモダンポリシーの2つがある

 マイクロソフトは現在、同社の製品やサービスのサポートを「固定ライフサイクルポリシー」と「モダンライフサイクルポリシー」の2つに分け、製品やサービスごとにいずれかのポリシーに基づいてサポートを提供しています。

 固定ライフラサイクルポリシー(以下、固定ポリシー)は、Windows 10が登場する以前からあるポリシーであり、最短5年のメインストリームサポートと、それに続く最短5年の延長サポート、合計で最短でも10年のサポートが提供されます。

 ただし、OSを除くコンシューマーおよびマルチメディア製品については、5年の延長サポートは提供されません。セキュリティ更新プログラムとセキュリティ以外の更新プログラムは、メインストリームサポートと延長サポートの期間中に提供され、サポート終了とともに終了します。

 もう1つのモダンライフサイクルポリシー(以下、モダンポリシー)は、継続的にサービスとサポートが提供される製品およびサービスを対象としています。Office 365サブスクリプションやMicrosoft Azureのサービスはモダンポリシーに従います。

 Windows 10およびWindows Server 2016以降は、「半期チャネル(Semi-Annual Channel、SAC)」と「長期サービスチャネル(Long Term Servicing Channel、LTSC)」(旧称、Long Term Servicing Branch、LTSB)の2つのサービスチャネルが用意されました。SACはモダンポリシー、LTSCは固定ポリシーに従います。

固定ライフサイクルポリシー
https://support.microsoft.com/ja-jp/help/14085
モダンライフサイクルポリシー
https://support.microsoft.com/ja-jp/help/30881

 固定ポリシーとモダンポリシーの違いを知っていただいた上で、2020年にサポートが終了する製品とサービスを見ていきましょう。完全なリストは以下のサイトで確認できますが、その中から主要なものや注意点があるものをピックアップします。

2020年にサポートが終了する製品
https://support.microsoft.com/ja-jp/help/4470235/

 多くは固定ポリシーの延長サポートが終了する製品であり、その場合、バージョンが古いためサポート終了に備えた対応を検討する必要があります。モダンポリシーが終了するものについては、後継バージョンが用意されていますが、後継バージョンへの移行を阻む理由がある場合は、同じく何かしらの対応を検討する必要があります。

Windows 7(固定ポリシー)

 冒頭で触れたように、Windows 7 SP1の延長サポートがこの1月に終了しました。

製品/サービスサポート終了日
Windows 7 SP12020年1月14日

 Windows 7に対しては、後述するWindows Server 2008/2008 R2、および2019年7月に延長サポートが終了したSQL Server 2008/2008 R2と同様に、拡張セキュリティ更新プログラム(Extended Security Updates、ESU)が用意されています。

 ESUは、延長サポート終了後も最大3年間、セキュリティ更新プログラムを受け取ることができる有料の契約です(Azure上の仮想マシンの場合は無料提供)。対象は、Microsoft Security Response Center(MSRC)による評価で“緊急”(WindowsおよびSQL Serverが対象)または“重要”(Windowsが対象)とされるセキュリティ更新プログラムです。

 コスト(ESUの購入またはESUが付属するAzureリソースの利用料金)をかけてでも現在のレガシーシステムを維持する必要がある企業や組織向けに用意された選択肢であり、一般向けではありません。

ライフサイクルに関する FAQ - 拡張セキュリティ更新プログラム
https://support.microsoft.com/ja-jp/help/4497181/lifecycle-faq-extended-security-updates

Windows 10(モダンポリシー)

 SACであるWindows 10は、18カ月または30カ月(Enterprise/Educationの秋リリース)のサポートが提供されます。2020年は、Windows 10バージョン2004になる予定の通称20H1のリリースが春に、通称20H2のリリースが秋に予定されています。

 Windows 10バージョン1803以前のHome/Proエディションはすでにサポートが終了していますが、Enterprise/Educationエディションのサポートが今年終了します。また、Windows 10バージョン1809および1903についても、以下の予定でサポートが終了します。

製品/サービスサポート終了日
Windows 10バージョン1709(Enterprise/Education)2020年4月14日
Windows 10バージョン1809(Home/Pro)2020年5月12日(Enterprise/Educationはこの1年後)
Windows 10バージョン1803(Enterprise/Education)2020年11月10日
Windows 10バージョン1903(Home/Pro/Enterprise/Education)2020年12月8日

【次ページ】IEやOfficeのあのバージョンも2020年にサポート終了

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