• 2022/12/09 掲載

欧州エネルギー危機対策、2─3年で縮小すべき=仏中銀総裁

ロイター

photo
  • icon-mail
  • icon-print
  • icon-hatena
  • icon-line
  • icon-close-snsbtns
会員になると、いいね!でマイページに保存できます。
[パリ 8日 ロイター] - 欧州中央銀行(ECB)理事会メンバーのビルロワドガロー仏中銀総裁は8日、欧州各国はエネルギー危機対策をこれ以上拡大させず、今後2─3年のうちに縮小させるべきと述べた。

トゥールーズ経済学院での講演で、欧州各国にはこのような対策を持続的に行う余裕はなく、結局は税制を通じて一部の企業・家計から他の企業・家計へ、また債務を通じて将来の世代へ財政負担を転嫁するだけだと指摘。そのため、このような対策はエネルギー危機のピークを過ぎれば縮小させるべきであり、また、ドイツやオランダの対策のように省エネの意識が損なわれないよう設計される必要があるとした。

ビルロワドガロー総裁は「22年以降の累積負担の配分における公的負担は、現在のレベルを超えてはならず、例えば2─3年以内にゼロに向かうべき」としたほか、たとえ家計から不満が出る可能性があったとしても、使用するエネルギー量に応じて企業と家計に公平に負担させるべきとした。

さらに、コモディティー価格の上昇が緩和し、世界経済の減速が輸入の重しになれば、来年には交易条件のショックが収まると言及。ただ、欧州各国が23/24年の冬季に向けて在庫を確保する必要がある時にガス価格が高止まりしていれば、平坦な道ではなくなる可能性があるとした。

評価する

いいね!でぜひ著者を応援してください

  • 0

会員になると、いいね!でマイページに保存できます。

共有する

  • 0

  • 0

  • 0

  • 0

  • 0

  • 0

  • icon-mail
  • icon-print
  • icon-hatena
  • icon-line
関連タグ タグをフォローすると最新情報が表示されます
あなたの投稿

    PR

    PR

    PR

処理に失敗しました

人気のタグ

投稿したコメントを
削除しますか?

あなたの投稿コメント編集

通報

このコメントについて、
問題の詳細をお知らせください。

ビジネス+ITルール違反についてはこちらをご覧ください。

通報

報告が完了しました

コメントを投稿することにより自身の基本情報
本メディアサイトに公開されます

報告が完了しました

」さんのブロックを解除しますか?

ブロックを解除するとお互いにフォローすることができるようになります。

ブロック

さんはあなたをフォローしたりあなたのコメントにいいねできなくなります。また、さんからの通知は表示されなくなります。

さんをブロックしますか?

ブロック

ブロックが完了しました

ブロック解除

ブロック解除が完了しました

機能制限のお知らせ

現在、コメントの違反報告があったため一部機能が利用できなくなっています。

そのため、この機能はご利用いただけません。
詳しくはこちらにお問い合わせください。

ユーザーをフォローすることにより自身の基本情報
お相手に公開されます