• 2022/12/13 掲載

北米本格進出に意欲=現地企業との連携模索―勝木アサヒGHD社長

時事通信社

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アサヒグループホールディングス(HD)の勝木敦志社長は12日までにインタビューに応じ、「アサヒグループのミッシングピース(足りない部分)は北米だ」と述べ、北米への本格進出に意欲を示した。主力ビール「スーパードライ」の販売拡大を目指し、現地企業と合併・買収(M&A)を含めた連携を探る。

同社の海外事業は、大型買収を実施した欧州やオセアニアの割合が高く、北米では日本から輸出したスーパードライなどを現地スーパーや日系レストラン向けに展開するが小規模だ。

勝木氏は、北米を「ビールや消費財の最高、最大の市場」と位置付け、スーパードライを大規模に販売するため「『面』の陣地を作る」と強調した。当面は財務改善を優先しつつ、広範囲で流通・製造網を構築できるパートナーを模索する方針。「スタートアップ(新興企業)と組むのも面白い」と、幅広い企業への出資を検討する考えを示した。

また、事業のグローバル化や、多様化する国内市場ニーズに対応するため、人事制度改革や女性の幹部登用も進める方針。役員や部長などグループの経営層に就く女性比率を、2021年の22%から30年までに40%以上とする計画で、勝木氏は「お客さまの半分は女性。意思決定も半分は女性が担わないと(戦略を)間違う」と指摘した。

【時事通信社】 〔写真説明〕インタビューに答えるアサヒグループホールディングスの勝木敦志社長=東京都墨田区 〔写真説明〕インタビューに答えるアサヒグループホールディングスの勝木敦志社長=東京都墨田区

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