- 2022/12/13 掲載
午後3時のドルは137円半ばで膠着、米CPI後の急変警戒
東京市場のドルは、朝方の137円半ばから実需などの買いで137円後半へ小幅に上昇。しかし、午後3時前には137円半ばへ反落する動意に乏しい展開となった。
市場では、CPI発表後の市場急変を警戒する声が上がっている。前回10月分が発表された11月10日、ドルは146円半ばから翌11日夜には138円半ばと、1日で8円弱下落した。
10月の前年比伸び率はプラス7.7%と、事前予想のプラス8.0%をわずかに下回っただけだが、市場に与えたインパクトは強烈だった。そのため、今回は日中から「発表まで持ち高を調整する売買以外は入りづらい」(外銀)展開が続いているという。
通貨オプション市場では、ドル/円の予想変動率の翌日物が26%付近まで上昇。円買い介入への警戒感が高まっていた10月下旬につけた2年半ぶり高水準へ迫った。
ドル/円 ユーロ/ドル ユーロ/円
午後3時現在 137.55/57 1.0549/53 145.14/18
午前9時現在 137.50/52 1.0539/43 144.94/98
NY午後5時 137.66/70 1.0535/38 145.04/08
最新ニュースのおすすめコンテンツ
PR
PR
PR