- 2022/12/15 掲載
ECBが0.5%利上げ、来年3月からバランスシート縮小
中銀預金金利は市場予想通り2.0%に引き上げられた。新たな経済予測によると、インフレ率が2%に回帰するまではまだ数年かかる見通しで、追加利上げが引き続き検討されるとの見解が示された。
ECBが7月以降に実施した利上げ幅は合計2.5%ポイントとなった。金融引き締めペースとしては過去最速となる。
ECBは声明で「インフレ見通しが大幅に上方修正されたことを踏まえ、さらなる利上げが見込まれる」とした。
利上げ幅は前回理事会の0.75%ポイントから鈍化。前日には米連邦準備理事会(FRB)も利上げ幅を0.75%ポイントから0.50%ポイントに鈍化させていた。
バランスシート縮小に関しては「2023年3月初旬以降、資産購入プログラム(APP)のポートフォリオは慎重かつ予測可能なペースで減少していく」と指摘。「23年第2・四半期末までは毎月平均150億ユーロの減少になる」とした。
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