- 2022/12/16 掲載
午後3時のドルは137円前半へ反落、高値圏で利食い売り
東京市場のドルは朝方の137円後半から、正午前に136円後半へ反落した。海外で11月30日以来の高値となる138円前半へ大きく上昇したことで「年末が近づいてきたこともあり、利食い売りが早めに出ているようだ」(外銀)という。前日東京のドルは135円台だった。
前日発表の米経済指標が相次ぎ下振れ、米経済の減速懸念もくすぶっていることから「ドルを積極的に買い進めづらく、140円台に向かうような相場にはなりづらい」(SBI証券の外国為替室部長、上田眞理人氏)との指摘も出ていた。
対ドルで円高が進んだことを受け、クロス円も軒並み上値の重い展開。前日に市場予想通り中銀が利上げを実施したユーロは146円半ばから前半へ、英ポンドは168円前半から167円ばへ下落した。スイスフランは148円前半で目立った動きがなかった。
ドル/円 ユーロ/ドル ユーロ/円
午後3時現在 137.34/36 1.0644/48 146.19/23
午前9時現在 137.73/75 1.0637/41 146.53/57
NY午後5時 137.76/79 1.0682/83 146.41/45
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