• 2022/12/20 掲載

クリスマスに値上げの波=ケーキに加えシャンメリーも

時事通信社

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クリスマスにも値上げの波が押し寄せている。原材料価格の高騰や円安でケーキやチキンの価格は昨年より高めとなり、シャンパンで乾杯する気分を味わえる炭酸飲料「シャンメリー」の値上げも明らかになった。クリスマスを楽しむ費用は上昇しそうだ。

クリスマスケーキ(ホール型5号)の平均価格(税別)は、前年比209円(約5%)アップの4040円。帝国データバンクが6日発表した全国約100社の調査で、こんな結果が出た。原材料の小麦粉の価格は5割上昇。イチゴや牛乳は1割上がり、砂糖や卵も高くなった。「10%以上の値上げとなったケーキも目立つ」(調査担当者)という。

食卓に上るチキンも値上がりした。ケンタッキーフライドチキンの人気商品「パーティバーレル」2種は4100円(税込み、以下同)から4480円に。それでも、付属ケーキのグレードアップなどで「予約は順調」(広報)という。

飲み物では、子どもが楽しめるアルコール抜きのシャンメリーで10月、ハタ鉱泉(大阪市)やトンボ飲料(富山市)などメーカーの値上げが相次いだ。4月に値上げした木村飲料(静岡県島田市)は「瓶などの価格高騰で苦しい」と話す。

物価高の影響は、ツリーなどの装飾にも及ぶ。イオンの店頭では、傘下の100円ショップの飾りなどを販売し、手軽にクリスマス気分を楽しめるようにした。おもちゃの値段も上がり、タカラトミーの「黒ひげ危機一発」は昨年より242円高い2420円となった。

今年は延べ2万品目を超える食料品の値上げラッシュが家計を直撃した。調査会社インテージ(東京)によると、クリスマス予算は約2万円で、昨年を1700円ほど上回った。コロナ流行後に迎える3回目のクリスマスは感染対策も進み、同社は「今年こそは楽しみたいという期待の表れではないか」と分析する。

【時事通信社】

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