- 2022/12/20 掲載
米、タカタ製エアバッグで今年5人目の死者 所有者に修理要請
これにより、同様の事故に絡む死者は今年5人となった。当局は同エアバッグ搭載車の所有者に対し、すぐに修理を受けるようあらためて呼びかけた。
過去10年間で、タカタ製エアバッグ・インフレーターは米国で6700万個以上、世界で1億個以上がリコールされている。
ステランティスは11月、エアバッグの破裂に絡んだ事故死の報告を受け、米国で27万6千台の所有者に直ちに運転を止めるよう促したが、その後修理を受けた所有者はわずか2000人だった。
タカタ製エアバッグ・インフレーターを巡っては、展開時にまれに破裂して金属片が飛散する不具合が発生。2009年以来、同エアバッグを搭載したさまざまな自動車メーカーの車両で、世界中で30人以上の死者(米国での死者24人を含む)と数百人の負傷者が出ている。
NHTSAは今月初め、ケンタッキー州ボーリンググリーンで2月に2002年型ホンダ・アコードの運転手が死亡した事故について、エアバッグ・インフレーターの欠陥によるものと確認。ホンダ車での同様の事故としては17人目の死者となった。
最新ニュースのおすすめコンテンツ
PR
PR
PR