- 2022/12/20 掲載
原油先物は続伸、中国コロナ感染巡る不透明感で上値は重い
0124GMT(日本時間午前10時24分)時点で、北海ブレント先物は0.61ドル(0.8%)高の1バレル=80.40ドル。前日は0.76ドル上昇していた。
米WTI原油先物は0.65ドル(0.9%)高の75.84ドル。前日は0.90ドル高だった。
米エネルギー省は16日、SPRの補充を開始すると発表した。来年2月の受け渡し分として最大300万バレルを購入する。今年合計でSPRから1億8000万バレルを放出して以降、初の補充となる。
ドル建てで取引される原油が割安になることからドルの下落も市場を支援している。
ただ、さらなる原油価格上昇には需要が拡大する明確な兆候が必要だと、アナリストは指摘する。
OANDAのアナリスト、エドワード・モヤ氏はリサーチノートで「原油価格がどこまで上昇するかは石油需要見通しが鍵になる。中国が経済再開を進める中、シグナルがまちまちとなっており明確な見通しは得られないかもしれない」と述べた。
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