- 2022/12/21 掲載
マイクロソフトのゲーム大手買収、プレーヤーが差し止め求め提訴
米カリフォルニア州の連邦地方裁判所に提出された訴状によると、原告側は、買収によりマイクロソフトは「ビデオゲーム業界で非常に大きな市場支配力」を得て、「ライバルを締め出し、生産を制限し、消費者の選択肢を減らして価格を引き上げ、さらに競争を阻害する能力を持つことになる」と主張している。
訴えたのはカリフォルニア州、ニューメキシコ州、ニュージャージー州のゲームプレーヤー10人。
マイクロソフトの担当者は20日の発表文で「(買収は)競争を拡大し、ゲームプレーヤーとゲーム開発者により多くの機会を生み出す」と述べ、買収の正当性を強調した。
原告側弁護士のジョセフ・サベリ氏は「ビデオゲーム業界が成長と進化を続ける中、長期的に消費者に損害を与える独占的な合併から市場を守ることが重要だ」とした。
米連邦取引委員会(FTC)も今月8日、この買収が競争を阻害するとして差し止めを求めて提訴している。
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