- 2022/12/21 掲載
スーパー売上高、0.8%増=値上げで食料品伸長―11月
日本チェーンストア協会が21日発表した11月の全国スーパー売上高は1兆933億円だった。既存店ベースで前年同月比0.8%増と5カ月連続のプラス。値上げの影響で食料品が1.7%伸びた。
食料品では、店頭価格が上がった食用油や冷凍食品を含む「その他食品」が2.3%増。販売数量の低迷を値上げでカバーしているものが多い。
住居関連品は行楽需要の高まりからアウトドア用品や旅行バッグが売れ、7.0%増。半面、衣料品は比較的気温が高かったことから冬物が振るわず、4.4%減だった。
記者会見した牧野剛専務理事は「コロナ禍やウクライナ(危機)は終わっておらず、基本的な流れは変わらない」と述べ、当面物価高が続くとの見通しを示した。
【時事通信社】
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