- 2022/12/21 掲載
ジャフコ、1株2500円で自社株公開買い付け 旧村上系が応募へ
ジャフコは今月8日、条件としていた期間の東証プライム市場における売買高加重平均価格が下限未満となったため、予定していた公開買い付けによる自己株取得を実施しないと発表した。ジャフコは、シティなどの保有比率を低下させることが経営の安定化につながるとし、その後も村上世彰氏らと継続協議した結果、21日付で応募を契約した。
ジャフコは保有する野村総合研究所株を全株売却し、売却代金を原資として自社株公開買い付けを計画。売却代金のうち420億円を自己株取得に充て、当初は2500円ー2800円のレンジでの公開買い付けを想定していた。
村上氏側は協議の中で、ジャフコの提案に応じる意向を示す一方で、2023年3月期の配当増額の検討を要請したという。ジャフコはこれまで配当予想の下限を1株100円としていたが、150円に引き上げた。
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