• 2022/12/22 掲載

米中古住宅販売、11月は7.7%減 10カ月連続マイナス

ロイター

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[ワシントン 21日 ロイター] - 全米リアルター協会(NAR)が21日に発表した11月の米中古住宅販売戸数(季節調整済み)は年率換算で前月比7.7%減の409万戸となった。マイナスは10カ月連続で、1999年以来最も長期間の減少が続いている。4地域全てで減少した。

年率換算戸数は2020年5月以来、2年半ぶりの低水準。2020年春の新型コロナウイルス流行の初期段階の急落を除くと、2010年11月以来の低水準だった。

ロイターが調査したエコノミスト予想は420万戸だった。

前年同月比では35.4%減となった。

米連邦準備理事会(FRB)による積極的な利上げが住宅市場に大きな影響を及ぼしている。

米連邦住宅貸付抵当公社(フレディマック)によると、期間30年の住宅ローン固定金利の平均は一時7%を上回る水準に上昇し、2002年以来の高水準となった。先週時点では平均6.31%まで低下したものの、前年同期比では2倍になっている。

住宅価格は多くの米国民にとって住宅は手が届かない水準に上昇した。需要が減少しても供給は逼迫しており、住宅価格は上昇を続けているが、上昇のペースは鈍化している。

11月の中古住宅価格の中央値は前年同月比3.5%上昇の37万0700ドル。これは11月としては最高値で、パンデミック(世界的な大流行)前の水準を37%程度上回っている。

市場に出ている中古住宅は114万戸で、前年同月比2.7%増だった。

11月の販売ペースに基づく在庫の消化期間は3.3カ月で、前年同月の2.1カ月から長期化した。健全な需給バランスは4─7カ月とされている。

住宅が市場に出ていた期間は24日間で、10月の21日間から延びた。販売された住宅の61%は1カ月以内に買い手が決まった。

初回購入者の割合は28%。前年同月の26%から上昇した。現金のみによる販売の割合は26%。前年同月は24%だった。

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