- 2022/12/22 掲載
NY外為市場=円下落、日銀政策修正受けた上げは行き過ぎとの見方
終盤の取引で、ドル/円は0.4%上昇した。
マネックスUSAのディーリング・トレーディング部門のバイスプレジデント、ジョン・ドイル氏は「前日の動きは正当化されるものだったが、幾分大きすぎたため、その反動が幾分出ていることは自然だ」と指摘。ドル/円が目先、振れる展開になることが見込まれるという見方を示した。
バノックバーン・フォレックスのチーフマーケットストラテジスト、マーク・チャンドラー氏は「円の動きは行き過ぎだった」とし、クリスマスや年始年末前の流動性の欠如が一因だったと指摘。さらに「ドルはピークに達したと考える。近く1ドル=150円を付けるとは想定していない」と述べた。
ポンド/ドルは0.8%安の1.2091ドル。ポンドは対ユーロでも下落した。英国立統計局(ONS)が21日発表した11月の公的部門借り入れが220億1700万ポンド(267億7000万ドル)と、同月としては統計開始以来最高に達したことが嫌気された。
カナダドルは対米ドルでほぼ変わらず。11月のインフレ指標が強弱入り混じる結果になったことで、カナダ銀行(中銀)が来月の会合で追加利上げを実施するかを巡り不透明感が強まった。
暗号資産(仮想通貨)のビットコインは0.6%安の1万6791ドル。
ドル/円 NY午後3時 132.16/132.17
始値 131.83
高値 132.52
安値 131.74
ユーロ/ドル NY午後3時 1.0612/1.0616
始値 1.0604
高値 1.0645
安値 1.0590
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