• 2022/12/22 掲載

カナダ11月CPI前年比6.8%上昇に鈍化、1月に追加利上げ余地

ロイター

photo
  • icon-mail
  • icon-print
  • icon-hatena
  • icon-line
  • icon-close-snsbtns
会員になると、いいね!でマイページに保存できます。
[オタワ 21日 ロイター] - カナダ統計局が21日発表した11月の消費者物価指数(CPI)の前年比上昇率は6.8%で、10月の6.9%から鈍化した。前月比上昇率は0.1%。ガソリン価格の下振れが全体を押し下げた。

ただアナリスト予想(前年比6.7%、前月比横ばい)は上回っており、1月に予定されるカナダ銀行(中央銀行)の次回会合で25ベーシスポイント(bp)の追加利上げが実施される余地は残されたとの見方が出ている。

変動の大きい食品とエネルギーを除くコアCPIの前年比上昇率は5.3%から5.4%に高まった。中銀が重視するCPI中央値とCPIトリムの平均も5.2%と10月の5.1%を上回った。

スコシアバンクの資本市場経済担当バイスプレジデント、デレク・ホルト氏は「基調的なコア指標は、インフレのピークは過ぎたがなお熱が冷めていないことを引き続き物語り、中銀の目標よりも高い伸びで推移している」と述べた。

一方デジャルダン・グループのマクロ戦略責任者ロイス・メンデス氏は、1月の25bp利上げの可能性は維持されるとしながらも、自身は政策金利据え置きを予想。次回会合までにさらに多くの重要データが出てくるとも指摘した。

中銀は今後の政策運営について、データ内容次第になると説明している。短期金融市場が織り込む1月の利上げ確率は、今回のCPI発表前の42%から45%に切り上がった。

評価する

いいね!でぜひ著者を応援してください

  • 0

会員になると、いいね!でマイページに保存できます。

共有する

  • 0

  • 0

  • 0

  • 0

  • 0

  • 0

  • icon-mail
  • icon-print
  • icon-hatena
  • icon-line
関連タグ タグをフォローすると最新情報が表示されます
あなたの投稿

    PR

    PR

    PR

処理に失敗しました

人気のタグ

投稿したコメントを
削除しますか?

あなたの投稿コメント編集

通報

このコメントについて、
問題の詳細をお知らせください。

ビジネス+ITルール違反についてはこちらをご覧ください。

通報

報告が完了しました

コメントを投稿することにより自身の基本情報
本メディアサイトに公開されます

報告が完了しました

」さんのブロックを解除しますか?

ブロックを解除するとお互いにフォローすることができるようになります。

ブロック

さんはあなたをフォローしたりあなたのコメントにいいねできなくなります。また、さんからの通知は表示されなくなります。

さんをブロックしますか?

ブロック

ブロックが完了しました

ブロック解除

ブロック解除が完了しました

機能制限のお知らせ

現在、コメントの違反報告があったため一部機能が利用できなくなっています。

そのため、この機能はご利用いただけません。
詳しくはこちらにお問い合わせください。

ユーザーをフォローすることにより自身の基本情報
お相手に公開されます