- 2022/12/22 掲載
原油先物は4日続伸、寒波・休暇シーズンで米在庫逼迫観測
0145GMT(日本時間午前10時45分)時点で、米WTI先物は0.35ドル(0.5%)高の1バレル=78.64ドル。北海ブレント先物は0.27ドル(0.3%)高の82.47ドル。
米エネルギー情報局(EIA)が21日発表した週間在庫統計によると、米原油在庫は589万バレル減と予想以上に減少した。また、ヒーティングオイルやジェット燃料を含む留出油在庫は増加予想に反して減少した。
米国では今週、広い地域で大雪や厳しい冷え込みが予想されており、ヒーティングオイルの需要が高まる見通しだ。年末休暇に伴う旅行の増加でジェット燃料の消費も拡大が見込まれる。
ナショナル・オーストラリア銀行(NAB)のコモディテイー調査責任者は来年にかけての見通しについて「中国の経済再開に加え、世界のジェット燃料需要は(2019年の水準に向けて)段階的な増加が続く可能性が高いことから、世界の原油市場の逼迫が進み、価格が上昇するだろう」と述べた。
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