• 2022/12/22 掲載

日産と三菱自、軽EVなど電動車値上げ 電池材料や輸送費高騰で

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[東京 22日 ロイター] - 日産自動車と三菱自動車は22日、軽自動車タイプの電気自動車(EV)など電動車の一部車種を値上げすると発表した。バッテリー(電池)などの原材料や輸送費などの高騰により、値上げに踏み切る。

日産は、軽EVの「サクラ」を同日から旧価格に対して約10万─16万円、約3%─7%ほど引き上げる。三菱自もサクラとの共同開発車「eKクロスEV」を来年2月から14万8500円、約5─6%引き上げる。両車両は今年6月に発売したばかり。

サクラについては、きょうから受注の受付も再開する。売れ行きは好調だったが、半導体不足の影響などで納期が1年以上も先となるなど長期化していたため、10月末から受注を停止していた。

一般的に、EVに搭載される電池のコストは車体原価の3分の1を占めるといわれ、電池に使われるリチウム、コバルト、ニッケルなどの材料価格の高騰が続いているほか物流費もかさんでおり、車両価格に転嫁せざるを得なくなった。

<「リーフ」と「アウトランダー」も値上げ>

日産はこの日、主力のEV「リーフ」の値上げと受注再開も発表した。旧価格から37万1800円─最大102万8500円引き上げる。リーフについては9月に、原材料費や輸送費の高騰に伴う国内価格の引き上げと、それに伴う受注停止を表明済みだった。

三菱自も同日、軽EVのほか、主力のプラグインハイブリッド車(PHV)のスポーツ多目的車(SUV)「アウトランダー」も来年2月から現行価格に対して22万円、約4─5%引き上げることを併せて発表した。

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