• 2022/12/23 掲載

水素エンジン「数年で開発にめど」=二輪の試作車完成―日高ヤマハ発動機社長

時事通信社

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ヤマハ発動機の日高祥博社長は22日までに、時事通信などとのインタビューに応じ、水素エンジンを搭載した二輪車の試作車が完成したことを明らかにした。水素インフラの整備など実用化に向けた課題は多いが、「数年で開発にめどは立つ」との見通しを示した。

脱炭素化の動きは二輪車業界でも加速し、同社はスクーターなどを中心に電気自動車(EV)モデルを市場に投入している。ただ、熱心な愛好家が好む大型ツーリングバイクは「趣味性が強く、バッテリーを積むのでは(商品として)成立しない」と分析。迫力のあるエンジン音や振動を含め五感で楽しむ大型二輪の脱炭素化には水素技術などで対応したい考え。EVと並行し、水素や植物由来の燃料を使えるエンジンの開発を進める。

同社は川崎重工業やホンダ、スズキと二輪車向け水素エンジンの実用化へ共同研究を行う計画で、航続距離などの課題にも取り組む方針だ。

一方、水素を補充する拠点の整備が進んでおらず、市販化の時期は示せていない状況だ。日高氏は「二輪車のためだけに、国が水素ステーションを整備することはない」と指摘。自動車業界全体で取り組む重要性を強調した。

【時事通信社】 〔写真説明〕報道各社のインタビューに応じるヤマハ発動機の日高祥博社長=21日、静岡県磐田市

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