- 2023/01/05 掲載
午前の日経平均は反発、米株高や円安が支え 一巡後に伸び悩み
市場では、「昨日と比べ為替が円安ということもあり、輸出関連銘柄が物色されている印象。一方、年初ということもあり、投資家の様子見姿勢は強く、方向感が出にくい」(T&Dアセットマネジメントの浪岡宏チーフ・ストラテジスト)との声が聞かれた。また、時間外取引の米ナスダックの先物が下げており、外部環境によっては後場にかけて上げ幅はさらに縮小する可能性があるという。
TOPIXは0.05%安の1867.21ポイントで午前の取引を終了した。東証プライム市場の売買代金は1兆3839億3400万円だった。東証33業種では、値上がりはガラス・土石製品、電気機器やサービス業など10業種、値下がりは保険や陸運、空運など23業種だった。 個別では、指数寄与度の大きいソフトバンクグループが堅調だったほか、ファーストリテイリングが小じっかり。半導体関連では東京エレクトロンが3.8%高、アドバンテストが2.4%高と買われた。一方、第一生命ホールディングス、JR東海はさえなかった。
東証プライム市場の騰落数は、値上がりが602銘柄(32%)、値下がりは1143銘柄(62%)、変わらずは93銘柄(5%)だった。
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