- 2023/01/21 掲載
ウォラーFRB理事、次回会合での0.25%利上げに支持表明
ウォラー理事は「入手されているデータを踏まえると、今後の波乱はほぼないもようで、現時点では1月31日━2月1日に開く次回会合で0.25%ポイントの利上げを支持する」と述べた。
インフレの道筋については引き続き「警戒」するとし、目標の2%回帰に向け「金融政策の引き締めが続く」見通しとした。
理事は「インフレが2%の目標に向かうにはまだかなりの道のりがある」とし、インフレと賃金の伸びが鈍化しているという最近のニュースには「慎重」という認識を示した。同時に「これは朗報で、われわれは前進した」と強調した。
消費支出の伸び鈍化や製造業生産の減少などの経済減速の兆候を指摘しつつも、「われわれは労働市場に深刻なダメージを与えることなくインフレ面で進展を遂げてきた。この進展が継続すると引き続き楽観視している」と述べた。
今後どの程度金利が上昇する必要があるについては言及しなかった。
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