- 2023/02/09 掲載
現代自動車、未成年労働問題で米労働省と協議
この問題で労働省はアラバマ州の現代自動車の子会社や同社の取引先である部品メーカーに加え、起亜を調査している。
現代自動車の広報担当者は、同社は労働省と「サプライチェーン全般にわたる法令順守の措置」を中心に協議していると説明。法令違反の再発防止策を導入しているとした。
具体的には、米国のサプライチェーン全体での新規採用者の新たな訓練、採用に際しての書類による本人確認の徹底、匿名で相談できる電話窓口の開設、外部の人材派遣会社の利用を差し控える措置を挙げた。ロイターの取材では、これらの人材派遣会社が部品工場に未成年者を派遣する例がみられた。
現代自動車はこれまでにアラバマ州の部品工場29カ所を訪問するなどし、労働実態に関する第3者調査の結果を提出するよう求めたことを今週明らかにしている。その結果、主要部品メーカーでは現時点で未成年の違法労働はないという。
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