- 2023/02/21 掲載
南アのアムプラッツ、株価が2年超ぶりの安値 通期38%減益
22年の通期1株利益は前年の300.42ランドから185.42ランド(10.28ドル)に減少。白金族金属(PGM)の売上数量は過去最高だった前年の510万オンスから25%減少して380万オンスとなった。
配当は1株当たり115ドルと発表した。前年の配当は同300ランドだった。
今年の費用は10─16%増を予想。2022年は人件費の増大やエネルギーと消耗品価格の上昇で20%増だった。
ナターシャ・フィリューン最高経営責任者(CEO)は同日、南アのエネルギー危機とロシアのウクライナ侵攻により世界のPGM生産量は減少するとの見通しを示した。価格は需給バランスのほか、米金利とドル相場にも左右されるという。
フィリューン氏は、南アで石炭火力発電所の度重なる故障で計画停電が続いていることを背景に、今年の同社の精製PGM生産量は前年比5%減と予想した。
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