- 2023/02/22 掲載
メルクのコロナ経口薬、後期試験で家庭内感染の予防効果示せず
約1500人が参加した同試験で、ラゲブリオを14日間服用した被験者は、プラセボ(偽薬)群と比べて23.6%コロナ感染症を発症しにくかった。
米製薬大手ファイザーの新型コロナ経口薬「パクスロビド」も家庭内感染を予防する効果が見られなかった。
ラゲブリオとパクスロビドはともに重症化リスクの高い軽症から中等症患者の治療薬として緊急使用が認められているが、効果がパクスロビドの90%に対し、モルヌピラビルは30%にとどまったことが示されて以来、モルヌピラビルへの期待は弱まっている。
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