- 2023/02/22 掲載
午後3時のドルは134円後半、高値圏で戻り売り
前日海外で135.23円と2カ月ぶり高値をつけたドルは、序盤から売りが先行。朝方の高値135円前半から仲値公示を経て、134.55円まで下落した。短期筋の利益確定に加え、実需と見られる向きのまとまった売りもあったという。
日銀正副総裁候補者に対する所信聴取が行われる24日を控えて、円売りポジションを圧縮する動きもあり、この日は「仲値前後の取引量は通常よりかなり多めだった」(邦銀)と、上値での売り圧力の強さが目立つ形となった。
衆院は24日午前9時半から議院運営委員会を開き、午前に日銀総裁候補の植田和男氏、午後に副総裁候補の氷見野良三氏と内田真一氏の所信聴取と質疑を行う予定。
アジア時間に動きが目立ったのは豪ドル。92円後半から91円後半まで下落した。22年第4・四半期の賃金価格指数が市場予想を下回ったことが手がかり。一方、中銀が0.5%の利上げを実施したNZドルは、声明がタカ派的だったとの見方から、83円後半から84円前半へ小幅に上昇した。
ドル/円 ユーロ/ドル ユーロ/円
午後3時現在 134.76/78 1.0655/59 143.64/68
午前9時現在 134.98/00 1.0649/53 143.79/83
NY午後5時 134.99/02 1.0646/50 143.77/81
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