- 2023/03/09 掲載
英GDP、今年0.3%減へ マイナス幅予測を縮小=商工会議所
2022年末に経済活動が強まったとして、23年の国内総生産(GDP)は0.3%減になると予測し、マイナス幅を従来予測(1.3%)から縮めた。24年については0.6%のプラス成長を見込んだ。
BCCは、上方修正したものの、人手不足、税金やエネルギー料金の上昇に悩む企業は厳しい年に直面すると指摘。来週発表される予算案で企業を支援するインセンティブを提供しなければ、経済が他国に後れを取るリスクがあるとした。
英国は主要7カ国(G7)で唯一、パンデミック(新型コロナウイルスの世界的大流行)前の経済規模に回復しておらず、BCCは24年第4・四半期までその水準に戻らないと予測している。
また、イングランド銀行(中央銀行)の政策金利については、年末時点で現在より0.25%高い4.25%となり、その後24年終盤までに3.5%まで引き下げられると予想した。
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