- 2023/03/09 掲載
イタリア自動車大手と労組、2年間で11%超の賃上げに合意
急激なインフレの影響を緩和するため、イタリア国内で勤務する従業員を対象に今月から6.5%の賃上げを実施。来年1月からはさらに4.5%引き上げる。また年内に総額600ユーロ(632ドル)の一時金が3回に分けて支給される。
対象となるのはステランティス、高級スポーツメーカーのフェラーリ、商用車メーカーのイベコ、産業機械のCNHインダストリアルの従業員約7万人。これらはすべて旧フィアットグループの傘下企業。
4社は別々の声明で、イタリア国内従業員の賃上げは新労使協定の最初の2年間で11%を上回ることを確認した。ステランティスの人事責任者は、厳しい環境の中、労使双方が労働者の利益を十分に守るとともに、競争力の面で会社の利益も守る解決策を見出したと述べた。
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