• 2023/03/10 掲載

中国人民銀、外貨預金準備率引き下げも 銀行のドル調達負担軽減

ロイター

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[上海 10日 ロイター] - アナリストによると、中国人民銀行(中央銀行)は外貨預金準備率を引き下げる可能性がある。米連邦準備理事会(FRB)の積極的な利上げ観測を背景に銀行のドル調達が難しくなっていることが背景にある。

ANZのアナリストはメモで「市場の関心はオンショア市場のドル流動性の逼迫にある」と指摘し、短期的には外貨の準備率引き下げのほうが人民元の準備率引き下げよりも可能性が高いとの見方を示した。

中国市場での翌日物ドル調達コストは米国の銀行間取引の指標金利SOFR(担保付翌日物調達金利)を10ベーシスポイント(bp)近く上回っている。

国内銀行のトレーダーは「緊張を和らげるために外貨の準備率を引き下げることが必要だ」と述べた。

中国工商銀行(ICBC)は人民元の流動性逼迫が状況を悪化させたと分析している。「一部の金融機関は人民元の流動性を確保するために為替スワップを活用した」とウィーチャットに投稿した。

中国と米国の利回り格差が拡大したことでドルを人民元に替えるコストが低下した。ドル/元のスワップ曲線はマイナス圏にとどまっており、1年物金利は9日に2年2カ月ぶりの低水準となるマイナス2167ポイントを記録した。

外貨預金準備率の引き下げは為替市場で元安圧力を緩和する可能性がある。

人民銀が最後に外貨預金準備率を引き下げたのは昨年9月。

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