- 2023/03/14 掲載
十倉経団連会長で調整=財政審の次期会長
財政制度等審議会(財務相の諮問機関)の次期会長に経団連の十倉雅和会長が就任する方向で関係者が調整していることが13日、分かった。現在の財政審会長の榊原定征氏に続き、経団連会長経験者がトップに就く。防衛費増額や少子化対策で歳出拡大圧力が強まる中、先進国で最悪の財政状況の改善に向けた議論が課題となる。
4月上旬にも総会を開き、委員の互選で正式に決める。十倉氏は住友化学会長を務めており、2021年6月に経団連会長に就任。足元では物価高に対応した企業の賃上げに注力している。
財政審は予算や決算をはじめとした国の財政などを審議し、例年、経済財政運営の基本指針「骨太の方針」や毎年度の予算編成に向けた建議(意見書)を取りまとめる。
【時事通信社】
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