- 2023/03/14 掲載
豪企業景況感指数、2月も長期平均上回る 信頼感は低下
高インフレや利上げを受けて信頼感は悪化したものの、売り上げや雇用の強さを背景に底堅さを維持した。
信頼感指数はマイナス4で、1月のプラス6から低下した。
NABのチーフエコノミスト、アラン・オスター氏は「今年最初の数カ月の景気の底堅さを裏付ける内容だ」とした一方、利上げの効果が完全に表れるに伴い、年内により顕著な需要減速が見込まれると述べた。
売上高指数はプラス27。低失業率や急速な人口増加に支えられて非常に高い水準となった。
雇用指数は1ポイント上昇のプラス11、収益性指数はプラス14にやや低下した。
四半期の労働コストの伸びは2.8%に加速。一方、小売価格の上昇は1.9%に鈍化した。
調査は2月20日─28日に実施されたため、米シリコンバレー銀行の破綻による市場の混乱は反映されていない。
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