- 2023/03/14 掲載
利回り曲線変化や変動率上昇に伴う評価損拡大を注視=日銀考査方針
日銀は、有価証券ポートフォリオの規模や多様性などに応じたリスクの把握状況と管理体制の構築などを重点的に点検していく。22年度の考査では、外債価格が下落する中、損失限度額抵触時の対応が不十分で評価損が大幅に拡大した地域金融機関が見られたと指摘。日銀は市場急変時の対応の実効性を検証する。
また、有価証券評価損益の状況も踏まえた配当などの資本政策のあり方について、経営陣との対話を重点的に行うとした。
(和田崇彦)
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