- 2023/03/24 掲載
セブン&アイ取締役4人の解任働きかけ、バリューアクトが通知
セブン&アイ株の4.4%を保有するバリューアクトは1月、同社経営陣にコンビニ事業の分離を求めていた。
バリューアクトは書簡で、セブン&アイとの数カ月にわたる対話が成長加速や収益および企業評価の改善を目指す戦略の採用につながっていないことに不満を表明した。ロイターが書簡の内容を確認した。
「シナジー効果」と構造改革を約束したにもかかわらず、セブン&アイの大半の事業で繰り返し経営が失敗した結果、多角化で企業価値の評価が下がる「コングロマリットディスカウント」が根強く残ったとした。
バリューアクトがどのように4人の取締役の解任を目指すかは、書簡には明記されていない。どの取締役かも公表していない。
セブン&アイはコメントを控えた。
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