- 2023/03/27 掲載
クレディ・スイス経営陣に懲罰も、規制当局が検討と表明=国内紙
FINMAのマーレン・アムスタッド局長は国内紙NZZアム・ゾンタークに対し、新たな手続きを開始するかどうかは「まだ未定」だが、当局の主な焦点は「統合の移行期」と「金融安定性の維持」と述べた。
同紙によると、クレディ・スイス経営陣の破綻責任を問うことを検討しているのかとの質問に対し、「選択肢を探っている」と回答。「クレディ・スイスには文化的な問題があり、それが責任感の欠如につながった」とし、「数年にわたって数多くのミスがあった」とも述べた。
また、救済の一環として、クレディ・スイスのAT1債を無価値化した決定を擁護。「AT1債は、トリガーイベント、特に政府による特別な支援の付与があった場合、全額無価値化されることが契約上定められている」と述べた。
クレディ・スイスは26日、ロイターの取材に対し、FINMA局長のコメントについてコメントを避けた。
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