- 2023/03/27 掲載
堂島、金先物取引を開始=個人向けに小口化
堂島取引所(大阪市)は27日、金など貴金属先物の取引を開始した。日本取引所グループ(JPX)傘下の大阪取引所も同様の先物を上場しているが、堂島は取引単位を小口化したのが特徴。国内の商品先物は取引の減少傾向が続いており、活性化の契機になるか注目される。
堂島が扱うのは金のほか、銀、白金の先物で、いずれも決済の期限のない「限日取引」。金の取引単位は10グラムで、大阪取の金標準先物(1キロ)の100分の1となる。少額の資金で売買を可能にすることで、インターネット経由の外国為替証拠金取引(FX取引)になじんだ個人投資家や若年層を呼び込みたい考えだ。
【時事通信社】
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