• 2023/04/13 掲載

中国・吉利傘下の高級EVジーカーが小型SUVを発売、欧州市場も視野

ロイター

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[成都(中国) 12日 ロイター] - 中国自動車大手、吉利汽車傘下の電気自動車(EV)ブランド「Zeekr(極?、ジーカー)」は12日、小型電動SUV(スポーツタイプ多目的車)「Zeekr X」を発売した。同社はドイツ自動車メーカーが優勢な高級EV市場を狙っている。

ジーカーは西欧でもZeekr Xとセダン「Zeekr 001」を投入する計画だが、具体的な時期は明らかにしなかった。

安聰慧・最高経営責任者(CEO)は成都で開かれたイベントで、中国でのZeekr Xの価格は18万9800元(2万7615.31ドル)からで、顔認識による解錠機能などを搭載し、オプションで車内に冷蔵庫も設置できると説明した。

中国では6月に納入を開始し、今年の納入台数4万台を目指している。

ジーカーはこれまでに米アルファベット傘下の自動運転技術会社ウェイモと共同でロボタクシー(自動運転の配車サービス)として利用する小型EVを開発している。

ジーカーや中国同業の上海蔚来汽車(ニオ)などのメーカーは、より迅速にEVを発売することで独メルセデス・ベンツやBMWなどから国内で市場シェアを奪っている。特にジーカーは今回、BMWなどが最新モデルを登場させると予想される18─27日の上海モーターショーに先駆けてZeekr Xを市場に投入した。

吉利の創業者エリック・リー氏はジーカーに大きな期待を寄せているが、中国同業他社には後れを取っている。ジーカーが現在販売している2車種の第1・四半期の販売台数は1万5234台と、中国の電池式EV販売台数全体の2%にとどまる。これに対し、ニオの販売台数は3万1041台、米EV大手テスラは13万7429台だった。

ジーカーは今年の販売台数を約14万台に倍増する目標を掲げている。

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