- 2023/04/13 掲載
ユーロ圏の銀行、第4四半期に資本増強と不良債権処理進む
危機局面で対応できる手元資金の水準を示す流動性カバレッジ比率(LCR)は第4・四半期に161.46%と、前期の162.03%から低下した。
システム上重要な銀行については、LCRは前期の146.7%から145.91%に低下した。
ECBが監督する最大手銀の自己資本利益率は7.68%で、ECBの15年の統計開始以来の高水準となり、前年の6.70%から上昇した。
中核的自己資本(Tier1)は15.27%で、前期の14.74%から上昇した。また、不良債権比率は過去最低の2.28%を記録した。
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